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京極堂。
正式名(つーか本名)、中禅寺秋彦さん。古本屋「京極堂」の主人。書痴の愛妻家。
肺病患者のような風貌。芥川の幽霊と評されたり何だり。
常態が不機嫌な面相だそうなので初対面の人は大変ですね。
饒舌でものの先を見通した発言をするため、事件が起こると矢鱈に持ち込まれている。
大変秋彦さん。
そして何だか色々知っている。関口君の下着の色も見通せるくらいに(死)。
実は苦労家だったりするのでしょうか。
事件解決(?、解明かな)の際、大体真っ黒の羽織と着物(清明桔梗が染め抜いてある)と鼻緒だけ赤い下駄(時々雪駄/笑)を着て憑き物落しをしてくれます。
タダ働きだったりすることもしばしば。店も閑古鳥鳴きっぱなし。
しかも知り合い連中が来るとスグに店を閉める。
一体どんな事をして暮らしているのでしょう。
謎です。
単に関口視点なので彼の働きがイマイチ見えにくいのかもしれませんな。
でも本当の所どうなんだアキヒコさん。
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関口巽
不条理小説家(自称)。
小説を書きつつも、生活に困ると糊口をしのぐためカストリ雑誌に楚木逸巳(漢字間違ってたらスミマセン)のPNで寄稿している。
鬱気味。
失語症とかも出たりするので初対面の人と話すのは苦手な方(柔らかい表現/笑)
しかし中禅寺さんの微妙な表情を読み取る事ができるのは長い付き合いの為せる技か。
彼とは旧制高校(だったか)からの付き合いです。榎木津さんともそうですね。
二人には世話になりつつも、関口自身の人柄故か虐げられている。
端から見ると可哀想に見えるのだが実際そばにいると何時の間にか虐げてしまう(木場修談)らしい。
何だか最近は(といっても「塗仏の宴」あたり?)働いてなかったりして、妻の雪絵さんが働きに出てたりする。
面倒見の良いパートナーで良かったですね(う〜ん、それもどうだろう)。
まあ、彼の周りは事件がいっぱい☆という感じです。
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榎さん
探偵、榎木津礼二郎。
特殊な能力(他人の視覚的記憶が見える)を持ち、それが生かせる職業つまり探偵を選ぶ。
占い師も選択肢にあったらしいが中禅寺さんの鶴の一声で探偵に。
神(自称)。何だかスゴイ人。
どこがスゴイかというと何だかスゴイとこ(原作読んだ方が分かりやすいです)。
この人もアレだが、親父さんもかなりアレです。
まあ、一般的にみて変わってる方でしょうか(何を一般とするかはここでは語りません)。
端から見て奇矯な行動(に見える)事をする。
視力は元々良くはなかったが戦争時の照明弾をモロにくらって左目(かなあ)が殆ど見えない。
が、思いきり車の運転はする(しかも乱暴)。
因みに身体の色素が薄いらしく髪は茶色の、目は鳶色。
しかも見目麗しく、男でもつい見蕩れてしまうほど。
独り者です。因みに旧帝大法学部(だったと思う)出身。前述の二人も同校出身です。
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木場修太郎
麻布署の刑事。以前は本庁の巡査部長だったが、暴走し過ぎて所轄へ飛ばされる。
いかつい風貌、短く刈り込んだ髪、太い腕、そして体格も良い事から来る周囲の期待(こう有るべきだ〜みたいな)に、つい応えてしまい、ソレに似合うような行動をとる。
しかし実は几帳面でマメ。幼いころは絵を描く事がすきだったという。
映画とかも好きでよく観ている。特に勧善懲悪ものが好み。
悪いもの、善いものの区別をハッキリした世界が好きで、刑事になったものの、実は世の中そうでない事の方が多い事に直面して何だかなあっていう気分に(何だそりゃ)
榎さんの幼馴染み。戦時中は学徒出陣の関口が上官だった(笑)。
皆からは木場修、木場の旦那等々呼ばれている。
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