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続きです。
まだ沢山いらっしゃいますが、気力が失せました(正直)
薔薇十字団
益田龍一、青木文蔵、鳥口守彦(左より)

三人あわせて薔薇十字団(「塗仏」から/笑)。またの名を「敦子さん親衛隊」。
益田君は薔薇十字探偵社の助手で元神奈川県警の警察官。
最近は軽薄っぽい物腰でけっこう凄い事をへらリと言う。
文学青年のようにのばした前髪は喧嘩の時の効果の一つらしい。八重歯が特徴。
青木君は現役警察官(木場っちの元相棒)。
学生のような風貌で、こけしに似ている。
鳥口君はカストリ雑誌の編集者。
方向音痴ではないものの、道に迷う癖がある。
諺をちゃんと言えた試しがあんまり無い。
愉快な青年。目の間隔が詰まっている事を除けば男前らしい。
三人揃って一人前らしい。
ナガキは鳥関が好みらしい(死)。

敦っちゃんと本島君
本島君、中禅寺敦子

本島君:「百器徒然袋−雨」に出てきた一人称の人。
最後の話で名前が判明。
確か図面引きをやっていたと思います(曖昧だ・・・相変わらず)。
昔の知り合いに勧められて、ある事件(?)の解決(かなあ)を我らが探偵、榎木津礼二郎に依頼する。
そこから彼の微妙な人間関係が・・・(笑)

中禅寺敦子:アキヒコさんの妹。
兄とは異なり明朗快活、そして美人。むしろ彼の細君の妹と思われる程。
しかし弁達者な所はやはり兄妹か。
皆のアイドル。
表面的には明るいと思われるさっぱりとした性格だが、本人は色々思う所が有るらしい。
奇譚社の編集者。
関口君に就職口を斡旋したのは確かこの人だった様な気が。

この二人を一緒に描いたのには深い意味は有りません。
本島君にいたっては描く気は全く無く。
むしろ堂島とか藍童子とかを描きたかった私(笑)

伊佐間屋とマチコ
伊佐間一成、今川雅澄

伊佐間:いさま屋旅館の釣り堀のおやじをしている。
一見、貴族風の風貌をしているものの、国籍不明な格好と姿勢の悪さからそうは見えない。
何だか老成している(笑)。
「ああ」だの「うん」だの短い単語で喋る。
手先は器用で笛が吹ければオブジェも作る。
釣り堀の周りには彼の作品があるという。

今川雅澄:どうも戦国時代今川氏と関係があったらしい蒔絵の家に生まれる。
次男のため家は継がず、「待古庵」という古物屋をやっている。
幼いころからのあだ名なのかマチコというのは(むむむ)。

そういやこの二人は戦時中、榎さんと同じ船に乗っていて、彼の被害を少なからず受けた仲である。
マチコは「マチコサン」と呼ばれ、伊佐間は「カッパ」だの「老人臭い」だの言われてた気が。
マチコにいたっては乳製品を食べるのを禁止されている(今も/笑)。

奥さん達
関口雪絵、中禅寺千鶴子

関口君とアキヒコさんの奥さん。
どちらも美人。千鶴子さんは西洋風の美人。
雪絵さんはちょっと疲れた感じに見えるらしい(関口君の世話してるから・・・)。
夫を抜きにしても仲が良く、二人で映画や芝居を見に行く事もある。どちらも確りもの。
因みに、「京極堂」という古本屋の屋号は千鶴子さんの実家である京都の和菓子屋の屋号からとったらしい(許可はとってたかどうか忘れました)。
因みに結構早くにアキヒコさんと結婚。
何故・・・あの地蔵のどこが良かったのか。
そういや戦時中、敦子さんは千鶴子さんの実家にいました。
雪絵さんは江戸っ子らしい(笑)。
江戸っ子くらいでないと関口君と一緒になる度胸はなかろうて。
非常に芯の強い人といえるのではないだろうか。